旬をずっと美味しく★椎茸のプロが教える!生しいたけの保存の仕方

秋から旬を迎えるしいたけ。
肉厚でまるっとした生しいたけはプリプリの歯ごたえで、
お肉やお魚にも負けない主役級のおいしさ。この時期だけのご馳走です。
たくさん買ってもりもり食べたくても、すぐ悪くなってしまうのが悩ましいところ。

椎茸のプロがたくさんいる諸塚村なら、そんな悩みも一気に解決!
椎茸を美味しく保存する方法を教えてもらいました🎶

 

美味しく保存するポイント

1.洗わない!

生しいたけは、食感も美味しさも水分量に左右されるのはご存じでしたか?
水分量が多いしいたけのことを「水なば」(なば はしいたけのこと)と呼ばれ、
農家さんは雨の降った日や翌日は収穫をせず水が抜けるのを待つほどです。
保存をする前に椎茸を洗ってしまうと、美味しさが減った状態で保存することになるため、汚れが気になるときは水で洗わず、キッチンペーパーなどで拭き取るだけにしておいてください。

2.切り離す!

保存の前に・食べられない石突き ・繊維の詰まった軸 ・火が通りやすい傘の3つに切り分けておきましょう。(冷凍保存の場合に限ります)
石突きは捨ててしまって、軸と傘はそれぞれで保管します。
もし使い道が決まっているなら、傘をスライスしたり軸を細く割いたりしておくのもおすすめです。丸いままよりも省スペースで保存できます。

3.ちょっと干す!

水分量を減らすのもそうですが、日光にあてることでビタミンDが増えるため、保存前に干すのもおすすめです。

 

冷蔵庫で保存する場合

パックのまま、石突きもついたまま保存するのが一番長持ちします。
パックを開けた時は、ラップでくるんで傘を下にして白いひだが見えるように置いてください。
しいたけの胞子が出るのを防いで、悪くなるのを遅らせてくれます。
遅くとも5日以内には使いきることを目安に、傘の裏側が茶色くなってきたら、早めに食べてください。

 

冷凍庫で保存する場合

石突き、軸、傘を切り分けたしいたけをキッチンペーパーもしくは新聞紙で包み、ビニール袋に入れて保存します。
この時に料理をしやすいように切っておくと、冷凍庫から出してそのままお鍋やフライパンに入れることができてらくちんです。
保存期間の目安はだいたい1か月ほど。
冷凍することで細胞の壁が壊れ、うま味は染み出しやすく、味はしみ込みやすくなります。
ぜひ確かめてみてください🎶

 

→採れたて原木生しいたけはこちら!

 

乾しいたけなら保存の手間無し!

既に乾燥しているしいたけなら、保存に必要な労力はありません!
乾しいたけを使いたい分だけ戻して、あとは変わらず保管するだけ。
普段あまり使わない方は、そもそもの容量が少ないもの、お試しサイズをおすすめします。
さらに元々の袋にジップが付いていれば、袋の入れ替えも必要なく保存も簡単!

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しいたけを日常的に使う方や一度に多く使う方は、ジップ付き袋での保存がおすすめ。
残った分は、乾燥剤までまとめてジップ付き袋に移すだけ。
乾しいたけも保存がそんなに難しくないんです♪