諸塚村とは
諸塚村とは
諸塚村へようこそ
諸塚村は宮崎県の西北部に位置する人口約1,400人、面積187.5k㎡の小さな村です。村の面積の約95%が豊かな森林で覆われており、人々は遠い昔から森と共に生きてきました。
『森と共存する』事について「何も特別なことはしちょらん」と村の人たちは口をそろえます。先人たちに教えてもらった『森を大切にする』という考え方を、次の世代にも同じように伝えていくと言うことが当然の事として息づいています。家族や地域と手を取りながら、自然に寄り添い、自然と共に成長してきた、大きな森のような村が諸塚村です。
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世界農業遺産の森
諸塚村の森は、先祖代々受け継がれてきており、個人で所有・管理しているものがほとんどです。
そのため、村で育つ木々はスギやヒノキなど建材に使う針葉樹だけではありません。しいたけ栽培に使うクヌギやコナラなどの広葉樹の森や、天然林として残す照葉樹林など、色々な木が混ざり合い森を形作っています。
林家がそれぞれに必要とする木材を、木に適した場所に植えたり、残したりしていった結果、「モザイク林相」と呼ばれる美しい山模様として現れています。
このような、山村での伝統的な農林業と、神楽などの文化が評価され、諸塚村は2015年12月に世界農業遺産に認定されました。